多くの人が経験する「肩こり」。毎日のデスクワークや同じ姿勢で長時間いることなどが原因で起こるものです。肩関節は動きの自由度が大きく、関節可動域の広いことが特徴です。しかし、その反面、習慣的に肩を動かすことが少なくなると、その可動域が狭くなってしまうばかりか動きに制限が生じ、一定以上の動きでは痛みを伴う場合があります。
特に中高年に見られる、いわゆる四十肩や五十肩では、痛みや関節の可動域の制限を伴うため日常生活にも支障をきたし辛いものです。四十肩や五十肩は、肩関節包炎や肩関節周囲炎と呼ばれる症状で、多くの場合、肩関節の不活動、つまり運動不足が原因の1つと考えられています。肩関節を使った適度な運動は、症状を緩和させ、関節の可動域や可動性を回復してくれます。ただし、腕を頭より上に挙げるなどの時に痛みがある場合や動きに制限のある場合は無理をせず、痛みのない範囲で行うことが大切です。
最初はストレッチングから始めて少しずつ関節の可動域を広げるよう行います。関節の可動域に改善が見られたら、次に少しずつ上腕や肩に負荷をかけます。ただし、いきなりマシントレーニングを行うのではなく、腕自体の重さや痛くないほうの腕を使って負荷をかけるなどして行います。ゴムバンド(ラバーバンドやチューブ)を使うことも次の段階で行うとよいでしょう。
マイスポーツでは、肩こり、四十肩や五十肩の改善のための運動方法をマンツーマンでご指導しております。ぜひ一度ご相談下さい。